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看護師からキャリアチェンジしやすい職種

看護師は人の命と直結する責任の重い仕事だ。しかもシフト勤務に加えて日進月歩で進歩する医療技術に対応しなければならない。肉体的にも精神的にもハードだ。それだけにやりがいも大きく、収入の面でも比較的恵まれている。
看護師がキャリアチェンジを考えるタイミングとして多いのは、結婚や出産といったライフイベントがあるときだろう。
病棟勤務やオペ室勤務の場合は夜勤が必須のため、夜勤なしの職種に変わる人も多い。また看護師という職種には適性が必要だ。何年か働いてみて自分には向いていないと感じれば違う職種にキャリアチェンジを検討する場合もあるだろう。
キャリアチェンジの方向には2つある。医療系の業種か医療と無関係の業種かのいずれかだ。
例えば、育児に都合のいい勤務時間の職種を選びたい時、営業職や一般企業の事務職などの方向も考えられる。特に資格が必要のない職種ならどの方向へもキャリアチェンジすることができるだろう。販売員や工場作業といった仕事も選べるのだ。
全く別の方向へキャリアチェンジしたとしても看護師の経験が無駄になるわけでは無い。看護師の仕事ではコミニュケーション能力がきたえられるので、あらゆる職種で大きな力になる。
しかし、医療系のキャリアチェンジとなると事情は変わってくるだろう。
例えば、薬剤師の場合には、6年間薬学部で学び、国家試験に合格しなければならない。また、移植コーディネーターの場合には、公益社団法人日本臓器移植ネットワークの採用試験に合格しなければならない。ただ、医療コーディネーターなら看護師資格を生かすことができる。
このように医療系の業務の場合には、学歴や資格の取得が条件になることも多い。そのことも踏まえて、復職したい看護師がキャリアチェンジを考えるなら、方向性や目的によって変わってくるということも認識しておこう。